さなえ薬局について

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さなえ薬局は2019年4月1日に小泉町で開局しました。

もともと病院にて勤務していた二十軒栄亮（にじゅっけん えいすけ）が在宅医療への取り組みを目指して開局しました。病院勤務時代は救急医療、医療安全、クリニカルパス管理、がん医療、がん緩和ケア、非がん緩和ケアを主に担ってきました。その中で近年は特に緩和ケアを重点的に取り組んできました。

緩和ケアとはいわゆる終末期医療ではなく、多種多様な要因で発生する苦痛を治療するものです。もちろん、がんの患者様を多く対応してきましたが、がん以外の疾患でも緩和ケアの対象とし対応してきました。対応を続けているとやはり「最後は病院で・・・」という患者様が多くおられることを知りました。しかし、聞き取りを続けると「病院でないとしんどいから・・・」という理由で病院でのお看取りを希望される方が多いことに気づきました。しかしながら、実は病院以外でもある程度の治療は可能です。むしろ、病院という環境よりも住み慣れた場所での療養が苦痛の軽減に役立つことも多くあります。

そこで必要なものは病院以外での医療環境です。往診に来てくださる先生、治療をサポートしてくれる看護師さん、ヘルパーさん、ケアマネージャーさん、セラピストさん、病院以外での療養を手伝ってくださる方がたくさんおられます。私自身病院の薬剤師という立場で様々な職種の方と連携することができました。そこで、次は私自身がその中で取り組みを行いたいと考え開局に至りました。

これからは病院とは違う視点、業務となりますが皆様のお役に立てるように頑張っていきますのでよろしくお願い致します。

病院薬剤師としての緩和医療への取り組みについて

病院薬剤師としての緩和医療への取り組み２

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